ダイエットは、どんなに頑張っても体重が減らない、食べたいものを我慢しなければならないなど、辛いことが多いですよね。
我慢できずに、お菓子をたくさん食べてしまうことや、疲れてしまって運動ができない日が続くと
罪悪感や体重が増えてしまうことに焦りが出てしまうのではないでしょうか?
ダイエットは食事制限や運動などのメニューに取り組むより、メンタル事態をコントロールする方に集中する方が圧倒的に楽に痩せることができます。
なぜなら我慢や辛いと感じるダイエットは短期間で結果を出すには効果的ですが、リバウンドしやすく、挫折しやすいやり方だからです。
この記事では、どんな食事制限や運動よりもメンタルをコントロールすることで、楽に痩せられ、体型を維持する時にも役立てる方法をご紹介します。
この方法を取り入れることで、最低限の努力だけで楽に痩せることができますよ!
メンタルコントロール=根性論ではない
ダイエットを継続するために、根性論でどうにか乗り切ろうとしてしまいがちです。
しかし、どんなにストイックに取り組んでも、限界がくれば頑張っているご褒美として、好きなものを好きなだけ食べてしまったり
疲れて運動をお休みしたことがきっかけで、おっくうになってしまうことが増えていきます。
たとえ目標を達成したとしても、プツンと糸が切れたように頑張れなくなってしまい
結果的にリバウンドしてしまうことも。
そうならないためには、いかに自分に無理させずストレスを与えないように取り組めるかが大切なのです。
女性こそメンタルコントロールした方が痩せられるのはなぜなのか?
女性は脳の特性上、共感能力に優れていて、感情的になりやすいです。
生理周期によっても、情緒不安定になりやすいですよね。
最近は体重や食事を記録する、レコーディングダイエットに加えて
筋トレと食事制限を行うダイエット法が主流になっています。
これらの方法は毎日記録をすることで、自分の体調や食事の好みなど客観的にみることができ
カロリーコントロール、体調に合わせた運動メニューを組みやすくなるメリットがあります。
しかしその一方で、体重計に乗ること自体がストレスになっていたり、
食事内容の記録をしなければならないことが、煩わしくなってしまうことがあります。
筋トレやカロリー制限などしっかり行っていても、我慢や無理がたたり
結局ストレス発散として食べ過ぎてしまうことが増えるのです。
ダイエットはどのように進めていくかも大事ですが、
まずはダイエットが楽しいと思えるような、メンタル面を第一優先にした方が効率がいいと考えられます。
メンタルコントロールで得られるメリット
メンタルをコントロールできることで得られるメリットは
- 感情に振り回されず、冷静に対処できる
- 限られた環境の中でも、着実に目標に向かっていける
- 地道にでも自分のチカラで目標に近づいていけるので、自信がつく
ダイエット中ということは、今の自分の体に不満があり、数グラムの体重増加に
落ち込むこともあると思います。
また、痩せて自分に自信が持てるようになりたいと感じているのではないでしょうか?
メンタルをコントロールできることで、ちょっとやそっとでは動じなくなり
痩せる痩せないにかかわらず自分に自信を持てるようになりますよ。
これは、ダイエットに限らず仕事や人間関係にも応用できます。
メンタルコントロールに取り組む前に
ダイエット中におけるメンタルコントロールの具体的な方法に入る前に、やっておいた方がいいことがあります。
それは、痩せる目標や方法を明確にすることです。
どんな姿になりたいのか具体的に決める
ダイエットを始めるきっかけは、
- 痩せてキレイになりたい
- 痩せたらモテそう
- 痩せている方がおしゃれに見えるから
などといった、ざっくりしたイメージをしていませんか?
このくらいのイメージの仕方だと、挫折しそうになった時にどうせ私は痩せられない、
私は意志が弱いから痩せられなくて当たり前かもと、自分を責めたくなってしまいます。
そうならないために、もっと具体的になりたい自分をイメージし、どのように過ごしていきたいのかまで考えておくと
うまくいかなくても柔軟にアプローチの仕方を変えていけます。
やり方は、
「痩せてモテたい、おしゃれをしたい」と考えていたとしましょう。
これをもっと具体的にすると、
【痩せている方が、サイズもデザインも選べるから、自分を可愛くおしゃれに見せる自由度が上がる。】
↓
いろんな人に見てもらいたいと思えてくるので、メイクやヘアアレンジも楽しみたい。
外出の機会も増やしたい。
【SNSなどでいろんな人と繋がりたい】
↓
趣味などを持ち、出会いの機会を増やそう。
こうやって連想ゲームのように考えていくと、具体的になりますし、やりたいことも増えていきますよね。
思いついたものを一つずつ見ていくと、痩せてからではなく今すぐできることもありますね?
洋服のサイズがないのであれば、メイクやヘアアレンジは今からでもできます。
SNSなどで繋がることも、今から趣味など何を始めようか情報を集めることはできますよね。
なりたい自分をイメージして、今できることから少しずつ始めておくことで、
痩せてからやるよりもぐっと理想の自分と距離が縮まっているのを感じられますよ。
どんなに、体重が減らない、運動がキツイ、食べたいものを食べてまったと今までなら罪悪感や自分を責めてやる気がなくなっていたことも、
これならできそう、今できることは何があるかな?と考えられるようになってくるので、落ち込む暇がなくなるのですね。
理想と現実を可視化する
自分がなりたい理想の体型があると思います。
現時点での体型と、理想の体型のギャップはどこにあるかを明確にしておくことがポイントです。
できればノートなどに、簡単に人型を描き脂肪を落としたい部分を色で塗りつぶしておきます。
例えば
- 二の腕を細くしたい
- くびれがほしい
- 内ももの肉をなくしたい
この3つであれば、3箇所に色を塗ります。
通常の運動メニューだと、なるべく負荷をかけるために
- 腕立て30回✕3セット
- 腹筋50回✕2セット
- 足パカ50回
などとやることを決めているかもしれません。
しかし、運動するには、それなりの体力と気力、時間が必要です。
自分でこれだけは毎日継続してやろうと決めていても、必ずできない日があったり、体調がすぐれずできないことがありますよね。
そのたびに、焦りを感じてこのままでは痩せられないかもしれないと、メンタルが落ちこみやすくなります。
理想と現実のギャップを可視化しておくことで、
その3つの条件がそろわなくても、今できることは何かで考えることができます。
二の腕を細くするために腕立てする余裕がなければ、お風呂の中でマッサージをしよう。
仕事の合間にストレッチをしよう。
腹筋は疲れてしまってやりたくないというのであれば、お腹に力を入れ姿勢を正して過ごそうなどと、
わざわざ運動の時間をとらなくてもながらトレーニングで今できることは何か?と工夫しやすくなりますよね。
常に痩せるために努力し続けられるので、落ち込むことが減っていきます。
数字はあくまでも目安
ダイエット中は体重を毎日計っているかもしれません。
しかし、ほんの数グラム体重が増減しただけで、一喜一憂してしまいませんか?
体重を図っただけで、これだけ感情が揺れ動いてしまうと、ストレスがかかります。
数字はあくまでも目安と考えましょう。
特に女性は生理周期によってむくみやすかったり、体重の変動が起こりやすいです。
ダイエットは体重などの目に見える数字より、健康的な体にしていくことを一番の目的とするのがいいかもしれませんね。
「CLOUD GYM」は、完全オンライン型・DNA解析を用いた最新のオリジナルダイエットを
提案してくれるパーソナルトレーニングを実現。
毎日トレーナーと食事やトレーニングの指導を受けられます。
オンラインなので、自宅にいながらマンツーマンの指導を受けられるので、
仕事や子育てに忙しくても安心して利用することが可能です。
メンタルコントロールのやり方
メンタルコントロールは、アンガーマネジメントで言われるような
怒ってはいけない、くよくよ悩んでも仕方ないと、感情を抑えたり割り切るというものではありません。
感情は眺める
人間は感情の生き物。
特に女性は脳の特性上、共感を重視するので感情的になりやすいです。
共感をするということは人間関係を良好に保つためには必要なスキルではありますが、
共感しすぎると、ポジティブにもネガティブにも揺さぶられるので
思っている以上にストレスになります。
目の前の出来事に対して、良い悪いの判断をなるべくせずに、
「あぁ、これは嫌な感じがするなぁ…」
「まぁ、この状況ならこう感じるのも無理はないよね…」
のように、自分の感情であってもどこか他人事に感じるくらいがちょうどいいです。
行動と感情を分ける
人は、物事や行動に対して、感情をセットにして記憶していることがほとんどです。
例えば、
- 体重計に乗る=増えていたらヤダな
- 食べ過ぎてしまった=罪悪感、痩せられないことへの不安や焦り
- 筋トレをする=元気な時は頑張ってて偉いと思う。やる気がないときは、つらい、やりたくない、面倒だと思う。
思い当たるところはあるでしょうか?
物事や行動と感情がセットになっていると、その行動を起こす前から嫌な気持ちになったり、
行動に移せなくなってしまうということが起きます。
このことから感情は切り離して、事実だけに焦点を当てて、
これからどうしていけばいいのか対策を考えられるクセを付けていくことがポイントになります。
思い込みを取り払う
ダイエットは
- 運動と食事制限でしか痩せられない
- プロテインは飲むべき
- 甘いものは我慢しなくてはいけない
こうあるべき、こういうものという思い込みがあると、視野が狭まってしまいます。
視野が狭くなるということは、自分が知っている少ない選択肢の中から、解決策を練っていかなければならなくなってしまうのですね。
ダイエットは、体重の増減を繰り返しながらゆっくり変化していきますし、
感情もそのたびに嬉しくなったり、落ち込んだりします。
なるべく思い込みをなくすことで、いろんなダイエット情報に触れることができ
その時の体調に合わせて柔軟に対応できるようになります。
マインドフルネス瞑想
瞑想と聞くと、ヨガをやる人がするもの。
スピリチュアルっぽいなどの印象があるかもしれません。
最近では、大手の経営者が習慣にしていたり、企業でも取り入れられるようになってきました。
マインドフルネス瞑想とは、「今ここ」に意識を向ける瞑想方法のことを言います。
今ここに意識して、どうやって痩せるの?って思うかも知れません。
ダイエットにマインドフルネス瞑想を取り入れることで次の効果が期待できます。
- 衝動的に食べることが減る
- 食べ過ぎを防げる
- モチベーションを維持しやすくなる
- うまくいかなくても、落ち込むことが減る
- ご飯が美味しく感じられる
- 今体が必要としている栄養を効率よく摂ることができる
あなたは普段どんなことを考えていて、どんな風に食事をしていますか?
仕事のこと、人間関係のこと、過去のミス、将来の不安についてなど
ずっと考えているのではないでしょうか。
食事をするときは、テレビやスマホをみながら、仕事をしながらしていませんか?
今やっていることと関係のないことを考え続けていることは、脳が休むことができず疲れてしまいます。
食事をしながら他のことをしていると、脳は満腹を感じづらくなったり
お腹は一杯なのになんだかまだ食べたいと感じるようになってしまいます。
マインドフルネス瞑想を行うことで不要なストレスから解放され、パフォーマンスを上げることができます。
ダイエット以外にも
- 感情的に行動してしまうことが減る
- 集中力が増しアイディアがわきやすくなる
- 疲れにくくなる
- 睡眠の質が上がる
- 冷静に対処できるようになる
これらの効果があります。
マインドフルネス瞑想のコツ
特に難しいことはありません。
ご飯を食べる時であれば、
- 箸を持つ手の感覚を感じてみる。
- 食事の1品1品の香りをかいでみる。
- 食材の食感や温度を感じてみる。
- 飲み込んでお腹の中に入っていく様子を感じてみる。
このような感じです。
マインドフルネス瞑想は、特別な時間をとる必要はありません。
歯磨きをしている時、トイレに入っているとき、通勤中…
いつでもどこでもできます。
まずは、食事の時に一つの感覚に集中してみてはいかがでしょうか?
まとめ
特に女性はメンタルコントロールをすることで、ダイエットにより取り組みやすくなります。
コツは
- 感情は浸らずに眺める
- 行動と感情を分ける
- 思い込みを取り払う
- マインドフルネス瞑想をする
ダイエットは、我慢や無理をしながら取り組むのではなく、生活の中にさりげなく取り入れられることで進めていくのがコツです。
しかし、そもそものやる気やモチベーションがなければ続けることも難しいので、
まずはメンタルのコントロールの仕方を身に着けることで、理想の体への近道になるかもしれませんね。
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