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人生楽しんでますか?感情のコントロールの仕方で人生が決まる!!

今はアンガーマネジメントや、コーチングなど、自己理解を深めていかに人間関係やビジネスを円滑にしていくかが重要視されてきました。

しかし、それは社会に出てやることなのか?と、私は違和感を感じてしまいます。

なぜなら、感情のコントロールは成人までに身に着けておくスキルだと感じるからです。

しかし、学校や親からは基本的に我慢しなさい!感情的になることはいけないこと!

というようにしか教えられません。

これでは、社会人になってようやく学ぶことしかできないですよね。

この記事では、感情のコントロールがいかに重要かについて私の実体験と一緒にお話していきます。

感情のコントロール方法は、ほんの些細なコツさえつかめば、今すぐできるようになりますよ!

人は感情で動く

人が行動を起こすときの原動力となっているのは感情です。

仕事をするのは生活のためで嫌々やっているということもあるかもしれませんが、

役に立っているという自己価値感、存在意義を得ることができますよね。

また、勉強したり旅行に行くときも、何か得たい感情があるから取り組むことができます。

勉強であれば、専門性を極め、その分野の面白さを人に教えてあげたり、人の悩みを解決できることもあります。

旅行も、未知の土地への期待感、自然やトレンド、人との出会いを通して体感すること

それを誰かと共有することが喜びとなります。

反対にネガティブな感情でも人は動きます。

例えばトイレ。

当たり前すぎて、感情から動いてるなんて思えないかもしれませんが、

トイレに行かないと、漏らしてしまったり具合が悪くなりますよね。

もっとひどくなれば、病気になってしまいます。

漏らして恥ずかしい思いをするのも、具合が悪くなって辛いのも嫌なので、必ずトイレで排泄します。

もし、不快感や漏らすことの恥ずかしさなど感じていなければ、

別に漏れてもいいやとトイレに行くこともしないかもしれませんよね。

このことから人は感情が動くから、行動に移せると言えるのではないでしょうか。

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感情を「無」にするとどうなるのか?

感情を無にするということは、単純に何もしなくなる、ただ寝て過ごしたりダラダラ過ごすことになると思いますか?

答えは、精神が病みます

ここからは私の実体験になります。

私は中学校時代のストイックなダイエットを皮切りに、何事にも完璧主義に自分を追い込む癖ができてしまいました。

それを育児や家庭にも持ち込んだことで、育児ノイローゼになり、子供に手を出すまいと耐えるために始まったのが自傷行為。

いけないとはわかっていても怒りや悲しみの感情が噴き出して、どのように対処すればいいのかわかりませんでした。

その中で、ひらめいたのは「感情を無くすこと」

辛いと感じるから苦しい、感情をなくしてしまえば、

子供にイライラすることも、自分を責めることもなくなり楽になれると思いました。

完全にゼロにすることはできませんが、何が起こっても感じないを徹底したことで、イライラしたりモヤっと感じることが減り楽になりました。

しかし同時に起こったのは「楽しいや嬉しいも感じない」ということ。

人の脳は、感情を一つの領域で処理しているので、都合よくネガティブな感情だけ感じないということはできないようですね。

それでも、とにかく怒りや悲しみの感情を感じるよりマシだと続けていると

“何を食べても味を感じることができなくなりました”

自傷行為を止められた代わりに、過食するように…。

食べても美味しいも不味いもない、味のないガムを噛んでいるようで、満足感もない。

味だけでなく、自分は何がしたいのか、どうなりたいのか、自分が今ここにいる必要があるのか、何もわからなくなりました。

頑張ることも、努力することもできなくなっていき、ただただ一日を何事もなく過ごせるかどうかで精一杯。

感情を無にするということは、生きる喜びや存在価値さえも分からなくなるということが

実体験からわかりました。

感情はどうやってコントロールすればいいのか?

私は、病院を受診することが出いなかったので、鬱のような状態から抜け出すために取り組んだのは、セルフカウンセリングです。

もちろんこうなる前に身内や友人、幼稚園・学校担任、保育士、保健師、カウンセラー、臨床心理士…

いろんな機関の方に相談しましたが、解決に結びつくアドバイスは得られませんでした。

「考えすぎ、気持ちの問題だと言われることもあり、その言葉は私のストイックで完璧主義な性格を刺激するため

「努力が足りないだけ、まだできることがある」と思ってブレーキをかけてしまいますし、

相手に、自傷行為を止めたいけどどうすればいいかなんて怖くて言えなかったのです。

誰かにわかってほしい、共感してほしい、弱みを見せたくないなんて思っているわけでもなく

ただ解決策や今感じている苦しみから解放されたかっただけです。

のど元まで「助けて」って言葉がきてるのに、言えないんです。

身近な人に相談するより、精神科に行った方が早いと、調べるところまではいくのですが

ここでも「まだ自分にできることがあるはず」となぜか一歩が出ませんでした。

そんな状態なので自分でできることとなると、ネットで心理学、脳科学、自己啓発、スピリチュアル、仏教など

気になったものは手あたり次第に調べて試しました。

その中で効果のあったものをご紹介します。

感じたことを可視化する

目の前で起きたこと、人間関係で感じていること、今自分が問題だと感じていることに対して

どう思っているのかを紙に書き出すことです。

頭の中でぼんやり考えていると、感情や問題が絡まったままで見えなくなります。

よくわからないことはそのまま忘れ去られてしまうので、しっかり言葉にして書き出しましょう。

スマホやパソコンに入力するより、手を使って文字を書くことがおすすめです。

手で書くと、パソコンなどで入力するより時間がかかり、頭の中で考えていることを要約したり整理して書かなければなりません。

それが脳を刺激するので、より理解が深まり情報処理能力があがります。

善悪の判断をしない

ネガティブな感情はよくないもので、無理やりポジティブになろうとしてしまいませんか?

そもそも人間の脳は進化の過程で生き残るために、危険やネガティブなものに強く反応するように発達してきました。

危険や災害から身を守るためには、ネガティブなことに敏感でなければ回避できません。

楽しいことばかり考えていれば、警戒心が薄れるので、事故にあったりけがをすることが増えます。

何事も善悪で判断できることが全てではないので、白黒つけるのをいったんやめて

感じたものを、そのままを受け止めることがポイントになってきます。

感情は眺める

感情は共感しすぎたり浸りすぎてしまうと、すごく疲れますし、今後の行動に影響します。

なので、「あぁ…そう感じたんだなぁ」

「まぁそう思うよね…」

くらいに、どこか他人事のように眺めているくらいがちょうどいいのです。

人間には共感能力があり、人に認めてもらえたり、自分のことをわかってもらえたと感じるとほっとしたり嬉しくなりますよね。

時には、映画や話を聞いただけでも涙が出たり、感情が大きく揺さぶられたりします。

この時に、あまりに感情を味わいすぎてしまうと、いつまでも引きずってしまうことはないでしょうか?

その感情がネガティブだった場合は、悲しくなったり、むなしくなったり、やる気が出なくなる。

ポジティブであれば、調子に乗りすぎてしまうこともあるかもしれません。

どちらかの感情に傾いていると、ネガティブでもポジティブでもミスをしたり、動けなくなったりしてしまうのです。

なので、感情は善悪を付けずに眺めているくらいがちょうどいいのです。

徐々に起こる変化

上記でご紹介した

  • 感じたことを可視化する
  • 善悪の判断をしない
  • 感情は眺める

一見コントロールするというより、眺めたりそのままを受け止めるという印象だと思います。

どんなに訓練をしても感情はテレビのリモコンのように、きっぱり切り替えられるものではないのです。

上記の3つの方法を試していくと、感情が揺さぶられるような場面に遭遇しても、すごく冷静に客観視できるようになってきます。

それは、親が子供の様子を見て可愛いと思ったり面白がるような感覚です。

子供が怒ったり、悔しがる、ずるをしようとしたとき、喜んでいる様子を見ていると

可愛いなぁ、面白いなぁって心が和みますよね。

そのような感じで、自分自身の感情を観察できるようになるのです。

自分自身でできるようになってくると、人間関係の中でも応用できるようになってきます。

上司にミスを指摘されたり、お局さんに嫌味を言われた。

夫の無神経で横柄な態度にイラっと来てしまった時も、怒りや悲しみ、悔しさに浸りすぎず

事実だけを見ることができ、感情を引きずることがなくなっていきます。

事実を見ることができるということは、どこがよくなかったのか、改善していける力が身についてくるということです。

いつまでも、苦手な人のこと、どうやって対応しようなどと余計にクヨクヨ悩むことが減り

頭がすっきりした状態で対処できるようになってきます。

まとめ

感情をコントロールしようと思うと、難しく感じるかもしれませんが

眺めることを意識するのがポイントです。

人は感情によって、次の行動に大きな影響を与えるので、感情こそ正しい扱い方ができるようになれば、

必要以上に悩むこともなくなっていくかもしれませんね。



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