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湯シャン成功のカギは頭皮以外にもある!?根本から臭い対策を!!

シャンプーを使っても、湯シャンのやり方を工夫しても臭い!

頭皮の臭いの発生源は、頭皮からとは限りません。

食習慣や腸内環境からも臭いやすくなっている可能性があることが分かったので、解説したいと思います。

頭皮以外が臭いの元になっている

食事が原因!?

体臭全般に言えることですが、食事の内容や食材によっては、頭皮が臭いやすくなることがあります。

  • 脂っこいもの
  • ニンニクやネギなどの香味野菜
  • ジャンクフード
  • ホットケーキや菓子パン、お菓子などの小麦のもの

シャンプーを使っていると、強い香料であまり気にならないかもしれませんが、

湯シャンに切り替えて頭皮環境が落ち着いてくると、食事によって臭いの変化がわかるようになります。

脂っこいものやニンニクなどは容易に想像がつくかと思いますが、

私はホットケーキ菓子パン、お菓子を食べた時も、臭いがきつくなるように感じました。

ある程度、頭皮環境が軌道に乗るまでは、食生活も意識するといいかもしれません。

腸が原因!?

シャンプーをしても頭皮が臭いのは皮脂が酸化しているから臭いというより、腸が汚れている可能性が高いとも言われています。

腸活という言葉があるように、「美肌の元は腸内環境を良くする」という話しは

美意識の高いあなたなら、聞いたことがあるのではないでしょうか?

やはり頭皮も肌なので、腸内環境を整えることで臭いも改善されるというのは一理ありそうですね。

そこで私がたどり着いた、ある事実について触れたいと思います。

それが、リーキーガット症候群。

腸から内容物が漏れる!?

まだ、疾患としては認められていないようなのですが、近年じわじわと話題になりつつある

リーキーガット症候群。

リーキーとは「漏れる」という意味。

ガットは「腸」という意味です。

口や胃、腸などの消化器官は、外からの食べ物や細菌にさらされている器官になります。

体内からすれば、消化器官の中は私たちの体の外の環境と同じ状態と言えます。

それを様々な酵素や細菌によって、栄養素だけを体内に取り込み不要なものは排せつすることで、体を守ってくれています。

しかし、リーキーガットを起こしていると、腸壁の細胞と細胞の間に隙間ができ、

腸の内容物(毒素、体にとって害となる菌、食べ物のカス)が血管中へと漏れ出てしまい、体中に回ってしまうという事態が起きるのだそう。

リーキーガットを起こしていると、現れる症状はコチラ↓↓

  • 肌荒れ
  • アレルギー(花粉症や鼻炎など)
  • 便秘または下痢
  • 肥満
  • 精神病(うつなど)
  • 自己免疫疾患

私は、肌荒れ・便秘気味の症状は当てはまります。

数年前に副鼻腔炎を患ってからは、後鼻漏(鼻の奥からのどの鼻水が流れる症状)がずっと続いています。

これらに加えて、小麦製品を食べると体臭を感じる点をあげると、リーキーガット予備軍になっている可能性があるのでは!?と感じました。

なぜリーキーガットになるのか?

リーキーガットになってしまうのには、細胞と細胞の間に隙間ができるからとお伝えしましましたが、なぜ隙間ができてしまうのか説明をします。

腸内環境が乱れ、悪玉菌が増えると腸内は強アルカリ性になります。

その、強アルカリ性が腸壁を溶かしてしまうのです。

また、腸内にはたくさんの常在菌が存在していますが、その中でも

カビの一種であるカンジダと言われる菌が異常に増えると、腸内の粘膜を荒らしてしまうのだそう。

他には、抗生物質などの薬を一定期間服用していることでも起こると言われています。

腸内環境を整えて根本から臭い対策を!

昔から腸内環境を整えるメリットは、耳にタコなほど聞かされますが、なかなか継続できないですよね。

腸内環境を整えることは、頭皮の臭いだけに限らず、体臭や美肌、免疫を高め

体の内側も外側もキレイにすることに繋がります。

もう一度改めて、腸内環境を整える生活を維持するために、おさらいをしていきましょう!

腸内環境を整えるには?

よく言われているのは、乳酸菌を取りましょう!食物繊維を取りましょう!と言われますよね。

それはなぜなのか、具体的にどんなものを摂取するといいのか説明したいと思います。

乳酸菌やビフィズス菌だけでは足りない!?

腸内環境を整えるためには、乳酸菌やビフィズス菌が良いと言われますよね。

乳酸菌やビフィズス菌は、善玉菌を増やす働きがあります。

しかし、この2つのの菌だけでは、腸内環境を維持することは難しいそうです。

なぜなら、人の腸内環境や菌のバランスは、新しい菌を摂取しても定着することはなく、そう簡単には変わらないからです。

毎日同じ食品を食べ続けるのは、飽きてしまいますし、続けるのが難しいですよね。

酪酸菌に注目

酪酸菌は腸に届いた食物繊維を発酵・分解して「酪酸」を作る細菌のことです。

酪酸は、腸内を弱酸性に保ち、悪玉菌の働きを抑えてくれます。

それと同時に善玉菌(乳酸菌やビフィズス菌など)が住みやすい環境を作るのに重要な働きをしてくれるのです。

また、大腸の粘膜の細胞が生まれ変わるために必要となるエネルギーは約60~80%。

そのエネルギー源は酪酸でまかなっていて、この酪酸が足りていないと、リーキーガットになりやすいと言えます。

また、腸内が弱酸性になることで、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルの吸収性が上がります。

日本人は特にミネラル不足になっているので、酪酸菌を増やすことで効率よく補うことができますね。

酪酸は腸内環境を整え、結果的に体全体をいい状態に維持するために欠かせない存在なのです。

プロバイオティクス

生きたまま腸まで届き、直接腸内細菌として働きかける菌を含んだ「食品」のことです。

主に、発酵食品やサプリメントで摂取することができます。

しかし、乳酸菌は通称:通過菌とも呼ばれ、腸内に定着することはなく、ほとんどは便と一緒に排泄されてしまうそうです。

腸内を通過している間は腸内細菌として作用するので、継続的にプロバイオティクス食品をとることが必要になります。

プロバイオティクス食品は、主に発酵食品です。

  • ヨーグルト
  • 納豆、味噌
  • キムチ
  • ぬか漬けなど

プレバイオティクス

腸内細菌のエサとなる食品のことで、食物繊維やオリゴ糖などがプレバイオティクスに当たります。

継続して摂取することで、腸内細菌を育てることにつながります。

プレバイオティクス食品は

【不溶性食物繊維】

  • キャベツ
  • 豆類
  • ブロッコリー
  • きのこ
  • 芋類(さつまいも・里芋・山芋)

【水溶性食物繊維】

  • 海藻類(ひじき・わかめ・昆布・めかぶ)
  • こんにゃく
  • 大豆やきなこ
  • 玉ねぎ
  • 果物(りんご・バナナ・アボカド・キウイなど)

< オリゴ糖 >

  • 玉ねぎ
  • 果物など

シンバイオティクス(バイオジェニックス)

シンバイオティクスは、プロバイオティクスとプレバイオティクスを同時に摂取することを言います。

生きたまま腸まで届き、直接腸内細菌として働きかける食品(プロバイオティクス)と、

善玉菌などのエサとなり腸内細菌を育てる食品(プレバイオティクス)を組み合わせて摂ることです。

プロバイオティクス食品だけを摂っても、菌は腸には定着すにくいので、プレバイオティクスであるエサを与えて、善玉菌を増やすことでより効果的にアプローチすることができます。

酪酸を増やすためには?

一口に酪酸を増やすと言っても、酪酸を作り出すことができる腸内細菌は酪酸菌だけです。

しかし、酪酸菌を含む食事は、ぬか漬けや臭豆腐などごく一部の食品にしか含まれていないそう。

この二つの食品は、食べ慣れていないことが多く、食習慣として取り入れるのは難しいですよね。

酪酸菌を食事から摂取するのが難しいのですが、腸内で育てることは可能です!

それは、食物繊維を取ること。

特に水溶性食物繊維は、酪酸菌のエサになります。

上記のシンバイオティクスにのっとって、食事をすることがカギとなります。

結局、食事バランスが大切

今までは、善玉菌を増やすために、乳酸菌やビフィズス菌を摂取することが腸には良いという考え方が主流でした。

しかし最近の研究では、善玉菌の中にも有害な作用を併せ持つ菌が存在していたり、

悪玉菌の中にも腸にとって良い働きを持つ菌があることがわかってきました。

善玉菌が多ければいいというわけではなく、たくさんの種類の細菌が腸内にいるほうが良いという考え方が主流になりつつあります。

結局は、様々な種類の食品を数多く、バランスよく摂ることが大切ということですね。

まとめ

頭皮の臭いの話しから、腸内環境へと大きく話がそれたようになってしまいましたが、体のトラブルは全て腸内環境が関係していると言っても過言ではありません。

体の不調や嫌な臭いを感じるということは、体からのSOSのサインだということをしっかりと受け止めて、改めて生活習慣や食習慣の見直しをしていきましょう。

私たちの体は食べ物からできていて、その食べ物から必要な栄養素を吸収するのは腸。

まずは腸が健康でなければ、頭皮も髪もいい状態に保つことは出来ないのです。

シャンプーやトリートメントなどの外的な方法でどうにかしようとしても、体の内側からのトラブルを止めなければ、延々と悩み続けることになります。

頭皮で悩んでいるのに、腸を整えることは遠回りのように感じてしまうかもしれませんが、トラブルの根っこを絶つことが一番の近道かもしれませんね。

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