湯シャンを試してみたけど、全然うまくいかない。
シャンプーの危険性や湯シャンのいい効果を聞くと、なんとかうまく軌道に乗せたいですよね。
私は一度挫折をしていますが、シャンプーを使っていると頭皮が余計に臭ったり
髪のパサつきがひどくなるので、また湯シャン生活を始めました。
なんだかんだ、1年続けることができています。
今回は、湯シャンの効果や、やり方について説明したいと思います。
なぜ湯シャンがいいのか
頭皮の汚れは、シャワーのみの予洗いだけで汚れの70~80%程度は落ちると言われていて
シャンプーを一生懸命泡立てて洗う必要はありません。
シャンプーを使って洗う場合、泡やぬめりを感じなければ洗えたと思ってしまいますが、
多くの場合流しきれてないことが多いそうです。
シャンプー剤やシリコン剤、落ち切らなかった頭皮の汚れで毛穴が詰まり、臭いや炎症が起きやすい状態になってしまっているのです。
シャンプー剤を使わずに、予洗いだけで、70~80%の汚れが落ちているのであれば、湯シャンだけでも十分な洗浄効果はあると言えそうですよね。
シャンプー剤やそれに含まれるシリコン剤が頭皮に残る心配はありませんし、乾燥も軽減することができます。
頭を洗う時に大事なのは、シャンプー剤を使って洗うということより、しっかり流すことに注力するのが重要になります。
湯シャンで得られる効果
- フケやかゆみの軽減
- アトピーや湿疹などのトラブル改善
- 皮脂の過剰分泌を抑えられる
- 薄毛改善
湯シャンをすることで、シャンプー剤の影響を受けなくなるので、上記のようなトラブルが改善するという効果が大きいようです。
私が今のところ感じている効果は
- 枝毛が格段に減った
- シャンプーをした時のヒリヒリ感がない
- パサつきが落ち着いた
私はカラーリングをしていて、部分的にブリーチもしています。
それなのに、シャンプーをしていた頃より髪の調子や頭皮のヒリつきはありません。
枝毛については、全くないわけではないと思いますが、毛先を見ても見つけられないので、
格段に減ったのを実感しています。
以前、カラーをせずに5年ほど黒髪だった時期があるのですが、その頃は毛先を見るとすぐに枝毛を見つけることがでるほど、ダメージがありました。
これは、湯シャンの効果と言えそうです。
洗う時の「温度」も重要
頭皮の皮脂は37℃~38℃程で流せます。
ちなみに顔の皮脂は、32℃で溶け始めるのだそう。
頭皮を洗う時に37℃~38℃がいいという理由は、顔の皮脂腺が60個ほどなのに対し、頭皮は150~190個もあります。
頭皮はべたつきやすい上に、髪で洗いづらく毛穴も詰まりやすい。
ぬるいと体が冷えてしまうので、頭皮と体への負担がない37℃~38℃が最適ということになります。
湯シャンで使う物
何点か使う物があるので説明します。
【毎日使う物】
- ブラシ
- 洗面器
↓↓おすすめのブラシ↓↓
クッション性のあるパドルブラシが、頭皮に適度な刺激を与えてくれるのでおすすめですよ!
同時に、髪を洗う前のブラッシングは髪の汚れを落としてくれるので、湯シャンには必須アイテムになります。
無印のパドルブラシは、柔らかく優しくとかすことができて価格も優しいですょ。
毛量は普通~猫っ毛、頭皮がヒリヒリしやす方におすすめです。
AVEDAのブラシは、軽くて握りやすい形状。
ブラシの足も長めなので、毛量が多い、頭皮がすごく凝っている方におすすめです。
基本の湯シャンのやり方
最初はブラッシング
1.ブラシで毛先からとかします。
※根元からいきなりとかすと、髪が切れやすくなったり痛いので、毛先からやっていきましょう。
2.上から下の1方向をとかしたら、こめかみあたりから、後頭部にかけて横方向にブラッシング。
下を向いて、襟足から頭頂部にかけて下から上にブラッシング。
※こうすることで、頭全体の血行が良くなりますし、汚れを浮かすことができます。
とかす方向を変える時に、髪が絡まって引っ掛かりやすいので、ゆっくりやるのがコツです。
湯シャンを成功させるためにはブラッシングが重要な工程になるので、飛ばさずにやりましょう!
髪をすすぐ
【使うもの】
- シャワー(あれば、洗面器)
お湯の温度は37℃~38℃程。
冬場で寒い場合は、熱くても40℃くらいまでがいいかと思います。
洗面器を使うのは節水のためです。
湯シャンのやり方を調べてみると、通常のシャンプーを使う時より長めにシャワーで洗い流すようにと言われています。
私はもったいないなぁと感じたので、ある程度の汚れを洗面器にお湯を溜めて洗ってから
最後にシャワーを使うようにしています。
節水をしたい場合は洗面器を使い、気にならない場合はシャワーのみで大丈夫ですよ!
この時に、節水シャワーヘッドや、より汚れが落ちやすい水流を作るようなシャワーヘッドを使うと効果的です。
TKS [日本製] ウルトラファインバブル シャワーヘッド ボリーナワイドプラス 【グレージュ】 限定カラー マイクロナノバブル 田中金属製作所 TK-7008-GR
1.シャワーヘッドを頭皮に近づけて、シャワーの水圧で毛根当たりの汚れを浮かすイメージで当てます。
2.手ぐしの要領で指の間に髪を通して髪を起こします。
お湯が手のひらにたまるように手を軽く丸めて、ポンポンとお湯で頭皮を洗うようにします。
(溜めたお湯が頭皮に行き渡るように、水圧で洗い流すようなイメージです。)
※美容室で髪を洗ってもらう時に、後頭部や襟足を洗う時にやってくれるあの感じです。
3.頭皮はあまりこすりすぎず、手ぐしの指でサッとなでる、くるくると頭皮を動かしてマッサージをする程度にします。
頭皮を洗う時は、指に力を入れすぎると頭皮を傷つけたり、余計に乾燥しやすくなる可能性があります。
顔を洗う時にゴシゴシしないですよね?
頭の皮膚もとても薄いので、優しく洗ってあげてくださいね。
基本的な湯シャンは、これで完了です。
トリートメントはしなくていいの?
結論から言うと、どちらでもいいです。
自分の髪の状態を見ながら判断するのが一番です。
湯シャン推し界隈では、あまりお勧めはしていない様子ですが、
私の経験では最初はトリートメントはした方がいいと思っています。
通常の湯シャンだと、本当にお湯で洗い流すだけなのですが、カラーやパーマ、髪のダメージがある場合は
キューティクルがはがれている状態です。
キューティクルがはがれていると、髪の中の水分が蒸発してしまうので、髪がさらに傷みやすくなります。
トリートメントは、髪をコーティングしてくれるので、キューティクルの代わりになってくれるのです。
トリートメント剤を使う時は、頭皮についてしまったり、流す時に背中などの肌についてしまうと、肌トラブルの原因になるので、
使う時は最小限の量を使うようにするといいですね。
ちなみにトリートメントの使用量ですが、現在の私の髪の長さは鎖骨の下、5㎝ほど。
この長さで、親指の第一関節くらいまで(およそ3㎝)の少量を、耳下の毛先に付けるようにしています。
髪を乾かす時は、オイルタイプやミルクタイプの物を、髪の状態や気分によって使い分けています。
髪の乾かし方
髪の乾かし方は、湯シャンに限らずコツや注意したい点があります。
タオルドライ
1.タオルを広げて、頭からかぶります。
2.タオルで髪を挟み、キュッと握ってタオルに水分を吸い取ってもらいます。
3.分け目を変えて、タオルに水分を吸い取ってもらう要領で全体的に水気を取っていく。
つい、ゴシゴシこすってしまいますよね。
しかし、髪がこすれ合い、絡まりやすくなるので、ダメージがひどくなってしまう可能性があります。
コツは、タオルで抑える。
なんだか物足りない感じがするかも知れませんが、例えば、コップの水をこぼしてしまった時にタオルで拭きますよね。
その時に、ゴシゴシこすっても、水気が広がりますよね。
濡れているところに、ポンっとタオルを置いておくと、しっかりタオルが水を吸い取ってくれますよね。
この要領で、髪の毛の水分を取ってあげると、最小限の摩擦で抑えられます。
ドライヤー
1.目の粗いクシでとかします。
2.ドライヤーの風は、根元を中心に当てるようにしましょう。
3.乾かしていると、毛先の方に水が滴ってくると思うので、タオルでふき取ってあげましょう。
4.根元がある程度乾いたら、髪の中心部分を中心に乾かします。
※この時風を当てる向きは、根元から毛先を向けて。(キューティクルが閉じる向き)
5.ブロー用のクシ(くるくるタイプ)を使ってとかしながら、全体的に風を当ててしっかり乾かす。
※手ぐしだけより、髪につやが出て広がりを抑えることができます。
6.最後に冷風を当てると、髪に癖付けをすることができるので、キレイにまとまります。
頭皮を洗う時の注意点
指が頭皮まで届いておらず、外側の髪だけを洗っていたり、すすぎが甘かったりすると、湯シャンは失敗します。
ブラッシングと予洗いが足りないのも失敗の元。
髪の油っぽさや臭いが落ち着いてくるのは個人差があり、どのくらい続けたら落ち着くのか一概には言えません。
まずは、一日おきから始めて、気長に継続することが、湯シャン成功への近道です。
まとめ
頭皮や髪のトラブルも、地味にストレスですよね。
私は、何年もシャンプー迷子であれこれ試してきましたが、白馬に乗ったシャンプー様には会える気がしません。
湯シャンで、肌も髪もキレイになれるのであれば、マスターしたいですよね。
このサイトでは、湯シャンについても記事をまとめていくので、参考にしてみてくださいね。
最後まで読んでくださったあなたが、湯シャンを成功できるように、様々な方法を発信していきたいと思います。
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